株式会社ネットラーニングホールディングス
プラットフォームビジネス事業部 ITSOチーム
萩野 憲太郎
2018年入社 (キャリア入社)
教育・研修・学習プラットフォームのMultiverse(R)に関わるインフラ全般(設計・構築・運用・保守)。IDC(インターネット・データセンター)や、クラウドサービスプラットフォーム、社内にあるサーバー運用・管理。
ネットワーク機器やサーバーのリプレイスでは、プロジェクトリーダー(PL)を担うこともあります。
企画(現状課題と目的の整理→解決選択肢→利用機器の選定~5年後を想定してスペック等計算→手法の設計~どのように切り替えれば、サービスのダウンタイムを短く済ませられるか)を行ったり、関連部署への確認、スケジュール調整も行います。
経営陣へは年に数回、ネットワーク回線・サーバー・セキュリティなどのテーマで課題を元にボトムアップで提案し、実際のプロジェクトを進めていくことが多く、サービスを守る強い責任感を持って取り組んでいます。
私はキャリア入社であり、理由は3つあります。
1:自社開発していること
前職は顧客先常駐スタイルのインフラエンジニアでした。数年働くとシステム理解も深まり楽しくなるのですが、愛着がわくと現場が変わることも多かったのです。
「自社開発のサービスに関われば、働けば働くほど愛着も沸くし、いろんな改善にも挑戦できる」と考えました。
2:人の成長や学びの事業に関わりたい
私は前職で新入社員の教育に関わったり、学生時代に友達に勉強を教えたりする機会がありました。特にとある友人が、期末テストにおいてクラス内で下から3番目の成績から、トップ5に上り詰めたとき「人の成長っておもしろい!」と思ったのです。
「人の成長や学びに関わる事業がいいな」という思いがありました。
3:理念「結果に責任を持つ」
当社は教育コンテンツを売って終わりではなく、「教育・研修・学習サービスとして結果に責任を持つサービスを提供する」という理念を掲げ、実際に修了率90%以上を実現しています。名実ともに、しっかりお客様に向き合っている会社だなと感じ、入社を決めました。
1:自社開発でさまざまな経験ができること
以前の職場はSIとして現場ごとに「運用・保守だけ1年」「構築だけ半年」など、仕事内容・期間が限定的なものでした。
今は、サーバーからネットワークまで、構築から運用まで、期間も途切れることなくみっちり関わることができます。
当社はスピード感があり、<新しい技術>に触れあえる機会が多いのも魅力です。
例えば、国際標準のデジタルスキル認定バッジの「オープンバッジ」は、ブロックチェーンを活用しています。実際の機能開発はインフラエンジニアではなく、Webアプリケーションエンジニアが行いますが、インフラエンジニアとしてもサーバー上で安定稼働させるために仕組みを理解する必要がありました。
他にも、オンライン研修に特化したWebビデオ会議の「Netlive」リリースに当たっては、WebRTC(Web Real-Time Communication。APIを経由して、ウェブブラウザやモバイルアプリでリアルタイム通信を実現するもの)の技術を勉強しながら、インフラ構築のサポートを行いました。
ーどうやって動いているのか?
ー何に気を付けてサーバー、ネットワークを安定稼働を実現させればよいか?
このような「新しい技術を活用したサービスリリースの機会に触れられる」ことは、インフラエンジニアとしてもワクワクする瞬間です。
2:何千万人と利用されている、規模感の大きなサービスをて支える
インフラエンジニアが担当する領域は、電気・水道や電車のように、安定稼働が大前提です。しかし、IT/netの世界では次々に新しい技術がうまれ、セキュリティ面でも様々な攻撃手法が誕生します。「安定稼働し続ける」ということは、日々構築・運用する側のレベルも高め続けないと実現しません。
Webアプリケーションエンジニアが開発し、営業がお客様に提案し、サービス提供部署が日々届けている一連の当社サービスは、「私たちがインフラを動かしているから、日本や世界のみなさんに届けられている」という土台づくりの自負を持って、仕事をしています。
1:「心理的安全性」をキーワードに、年齢関係なく、言いたいことをしっかり言い合えます。若手もベテランも、率直に意見を交わしながら仕事を進めています。
2:アサインされた仕事をしっかりやり遂げる人には、新しい成長のチャンスをもらえます。
私は2021~2022年に、当時インフラチームで最年少ながら、30人規模が関わるIDC移転のプロジェクトマネージャー(PM)をやってみないか、と上司からチャンスをもらいました。もし失敗すれば全サービスに甚大な影響があるプロジェクトで、私にとって大きなチャレンジでした。
新しい技術活用もしたため、思い通りのスケジュールで進まず苦しんだときもありましたが、事業部のリーダー3名が毎週私と確認の時間を設けてくれたのは、個人的にとても心強かったです。「WBS」や「ネットワークダイアグラム(どれが一番クリティカルなタスクか/どうリソース投入するか)」など、プロジェクトマネジメントの視点からアドバイスをもらい、PMはこうやってプロジェクトをリードするのか、と学ばせていただきました。
またとある課題が発生したときも、新卒1年目のエンジニアが「こういう可能性を探ってみてはどうでしょうか」と気づいてくれた点が後押しとなり、早期解決に繋がったことがありました。多くの仲間がこうして協力しあうことで、2022年3月無事にIDC移転をやり遂げることができました。当社の社風を表すプロジェクトの一つになったと思います。
当社は、技術だけではなく、ビジネスパーソンとして成長できるチャンスをもらえる環境だと感じています。
「新しい教育・研修・学習を創出し、真に豊かな社会に貢献する」6:40 起床
7:50 通勤 (在宅勤務の日は、子どもと遊んだり)
9:00 就業開始(異常メッセージがないかシステムアラートの確認)
9:20 朝会(チーム各自のタスク確認等)
9:30 自分のタスク開始
構築するサーバーの設計、テスト仕様書作成
12:00 ランチ
13:00 週1回 勉強会の日
(テーマ:監視の統合ツールの使い方、マイクロサービスとは何か等、
メンバーそれぞれの興味があるものや、今やっているプロジェクトに
使える技術・ツールを持ち回りで)
14:00 プロジェクトミーティング
15:00 サーバーやNW機器の設定、ドキュメント作成等
17:45 夕会(今日の実績報告、1日で起きた課題点共有)
18:00 終業(残業は、月間数時間程)
19:30 夕食
20:00 子どもとお風呂・寝かしつけ
21:00 技術書(セキュリティ、データベースなど)
漫画(ジャイアントキリング、キングダムなど)
22:30 ストレッチ・筋トレ
23:00 就寝
子どもが小さく、一緒に遊ぶのがとても楽しみな時間です。
たかいたかい、おいかけっこなど、身体を使った遊びをよくします。
当社で、子どもが生まれて1カ月半の育児休暇をとることができ、子育ても仕事も全力で取り組める環境はありがたいなと思います。
自分単独の趣味としては、ダイエットですかね。
社会人になってから一度太り、それ以降筋トレやストレッチなどに取り組み、体重を戻しました。
会社の「学びの本棚」にも漫画「キングダム」があるのですが(戦略・戦術・チームマネジメントを学べる)、私も好きでよく読みます。蒙恬という武将が普段はふわふわしているのに、決めるときにはビシッと決めるタイプで、個人的に好きなキャラクターです。