Member Interview

オープンバッジ事業部で、デジタル証明／認証の『オープンバッジ』を主軸としたプラットフォームの企画・開発、機能の拡充、リリース後のシステムの運用保守を担当しています。

ブロックチェーン、DID（分散型ID）、VC（Verifiable Credentials：検証可能な資格情報）など新しい技術を取り入れた開発になるので、日々勉強しながら少しずつチームで開発を進めています。

院卒入社3年目から管理職（チームリーダー）を任せてもらっています。
チームリーダーとして、私が特に力を入れているのが「メンバーの育成」です。私のチームには新卒で入社した若手エンジニアが多く、私自身も含めて経験が豊富とは言えません。

しかし、経験年数に関係なく、新しい技術を活用してサービスをつくるには「正解のない中で自分たちで答えを見つけていく力」が求められます。言われたことをこなすだけでは、エンジニアとしての成長は限られてしまいます。

そこで私は、プロジェクトの立ち上げから完了までを一通り経験できるように、小さな単位に分割して任せるようにしています。メンバーには小規模なプロジェクトでPM（プロジェクトマネージャー）を経験してもらい、私はPMO（PMを補佐する役割）として必要に応じてサポートに入ります。

また、2週間に一度、KPT（Keep／Problem／Try）法を使って振り返りを行い、チーム全体で「どうすればもっと良くできるか」を話し合っています。こうした取り組みを通じて、メンバーの成長スピードが確実に加速していると実感しています。

一番やりがいを感じるのは新規サービスに関する業務で、自分が作ったものが実際にお客様の手元に届き、使ってもらえていると目に見えてわかることです。

エンジニアがお客様の声を直接聞くことはなかなかできませんが、データが手元にきちんと上がってくるので、実際どんな風に使っていただいているかがわかり、そのままモチベーションに繋がります。

現状に満足せず、より良いものを目指して工夫したり、課題を見つけて改善していくことも、この仕事の大きなやりがいの一つです。特に、運営・保守・メンテナンスに関わる業務では、これまで先輩方が築いてきたシステムをさらに良くしたり、改善していくことに挑戦できる点に、大きな意義とやりがいを感じています。

当社は良い意味で上下関係がない会社だと思います。

自分の意見を持つこと、臆せず発表することを大切にしてくれる風土があるため、役職や年齢で判断せずきちんと一人の意見として取り入れてくれます。

また、若手に任せる、しっかり育成するといった社風もあります。「やりたい」と手を挙げた人に対して、「じゃあ任せてみようかな」「まずこれができるようになったら、やってみよう！」と、前向きにチャレンジを応援してくれる会社だと思います。